吉居駿恭の兄弟は2人!兄は双子の吉居大和・吉居大耀|3兄弟の陸上経歴や家族構成を解説

箱根駅伝で区間賞を獲得し、中央大学の主将も務めた長距離ランナー・吉居駿恭(よしい・しゅんすけ)選手。2026年春からはトヨタ自動車陸上長距離部に加入し、大学駅伝から実業団へ舞台を移しています。

吉居駿恭選手について特に気になるのが「兄弟は何人いる?」「吉居大和選手とは兄弟?」「双子なのは誰?」という家族関係です。結論からいうと、吉居駿恭選手は3兄弟の三男で、兄は吉居大和選手と吉居大耀さんの2人。大和選手と大耀さんが双子で、駿恭選手自身は双子ではありません。月刊陸上競技も、大和選手の「双子の弟・大耀」と「2歳下の弟・駿恭」の存在を紹介しています。

この記事では、吉居駿恭選手と2人の兄の関係を中心に、陸上一家として知られる家族構成、小学校から中央大学までの学歴、兄・大和選手との箱根駅伝でのエピソード、2026年現在のトヨタ自動車での活動まで詳しく解説していきます。

吉居駿恭の兄弟は2人!双子の兄・吉居大和と吉居大耀

吉居駿恭選手には、吉居大和(よしい・やまと)選手と吉居大耀(よしい・たいよう)さんという2人の兄がいます。

少し分かりにくいのが「双子」という部分です。双子なのは駿恭選手と大和選手ではなく、長男の大和選手と次男の大耀さんです。駿恭選手はその下の弟にあたり、3兄弟の三男になります。月刊陸上競技は大和選手について「双子の弟・大耀」と紹介し、さらに駿恭選手を2歳下の弟として紹介しています。

東愛知新聞も2026年の記事で、大和選手を「兄」、大耀さんを「次兄」として扱っています。つまり、吉居家の3兄弟は大和・大耀・駿恭の順です。

長男・吉居大和はトヨタ自動車のトップランナー

最も有名な兄が、吉居大和選手です。

愛知県出身で、田原市立東部中学校から仙台育英高校、中央大学へ進み、2024年からトヨタ自動車陸上長距離部に所属しています。トヨタ自動車の公式プロフィールでは身長168cm、5000mの自己ベスト13分23秒92、10000mは27分21秒45と紹介されています。

大和選手を全国区にした大きなレースが、2022年の第98回箱根駅伝です。

中央大学の1区を走ると、序盤から単独で抜け出し、1時間00分40秒の区間新記録を樹立しました。それまで長く残っていた1区記録を更新する鮮烈な走りで、大会MVPにあたる金栗四三杯も受賞しています。

駿恭選手にとって大和選手は、単に有名な兄というだけではありません。中学、高校、大学と同じ道を進み、競技者として間近で追い続けてきた存在です。

次男・吉居大耀も大学まで陸上競技を続けた

吉居駿恭選手には、吉居大和選手のほかに、もう1人の兄・吉居大耀さんがいます。

吉居大耀さんは吉居大和選手の双子の弟で、中京大学陸上競技部に所属して長距離競技に取り組んでいました。

大学卒業後の活動については、公表された情報が限られているため、現在の職業や競技活動を断定することはできません。

吉居大和選手と吉居大耀さんの双子関係や、それぞれの陸上競技歴については、別記事「吉居大和は双子!弟・大耀も元陸上選手」で詳しく紹介しています。

吉居駿恭は双子ではない

「吉居駿恭 双子」と混同されやすいのは、大和選手との知名度が高い兄弟関係が理由でしょう。

大和選手と駿恭選手は、仙台育英高校でも中央大学でも同じチームに所属しました。さらに2026年4月からはトヨタ自動車でも再びチームメートになっています。そのため、2人を双子だと思った人がいても不思議ではありません。

しかし、双子は大和選手と大耀さんで、駿恭選手は年下の弟です。

現在は大和選手と駿恭選手がともにトヨタ自動車のユニホームを着ているため、これからは「吉居兄弟」として実業団の大会で目にする機会がさらに増えそうです。トヨタ自動車公式の選手一覧にも、2人そろって登録されています。

吉居駿恭と兄・大和の兄弟仲は?ライバルとして切磋琢磨

吉居駿恭選手と吉居大和選手は、仲の良い兄弟であると同時に、互いを一人の競技者として認め合ってきた関係です。

2022年の4years.の兄弟インタビューでは、大和選手が駿恭選手について、話しやすく、競技に真面目に向き合っている存在だと評価。一方の駿恭選手も、大和選手の能力の高さを見ることで「もっと努力しなければ」という刺激を受ける趣旨の話をしています。

兄弟という近さがありながら、競技になると互いに負けたくない。その関係が吉居兄弟の強さにつながってきたように見えます。

小学校・中学校・高校と同じ道を歩んだ

大和選手と駿恭選手は、愛知県田原市で育ちました。

2026年の東愛知新聞によると、2人の母校は田原市立大草小学校。校内マラソン大会では、駿恭選手が1年生から6年生までの男子最高記録をすべて持っていると紹介されています。現在も記録が残っているというのですから、小学生時代から走る力が際立っていたことが分かります。

中学校は兄弟そろって田原市立東部中学校へ進みました。

駿恭選手は中学1年時に3000mで8分50秒52を記録。当時の中学1年生歴代最高記録を樹立し、3年時には全日本中学校陸上競技選手権の1500mで優勝、3000mでも2位に入りました。中学生の時点ですでに全国トップクラスだったことになります。

仙台育英では兄弟で全国高校駅伝優勝

高校も大和選手と同じ仙台育英高校を選びました。

駿恭選手が高校1年生だった2019年の全国高校駅伝では、兄の大和選手も仙台育英のメンバーとして出場。駿恭選手はアンカーを任され、優勝のフィニッシュテープを切りました。

地元の愛知県を離れ、全国屈指の強豪である仙台育英へ進むのは簡単な選択ではなかったはずです。ただ、先に同じ環境で走っていた大和選手の存在は、駿恭選手にとって大きかったのではないでしょうか。

実際、駿恭選手は大学進学後も「兄と同じチームにいることはプラスしかない」という趣旨の発言をしています。兄の背中を追うだけではなく、同じ環境で兄を超えようとする姿勢が印象的です。

中央大学でも大和とチームメートに

高校卒業後は、兄と同じ中央大学法学部へ進学しました。

中央大学も公式に、2025年当時の駿恭選手を「法学部4年」と紹介しています。

大学1年目から出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝に出場し、すぐに中大の主力となりました。2023年の箱根駅伝では大和選手が2区、駿恭選手が4区を担当し、中央大学は総合2位に入っています。

2人が在学した時期は2年間重なりました。練習でもレースでも身近に日本トップクラスの兄がいる環境は、駿恭選手にとって大きな刺激だったでしょう。

中大スポーツのインタビューでも、大和選手は駿恭選手から刺激を受けていることを明かし、兄として「負けられない」という気持ちがあると語っています。つまり、刺激を受けていたのは弟だけではありませんでした。

兄が弟を引っ張るだけの関係ではなく、お互いの存在によって強くなる兄弟だった点が、吉居兄弟の興味深いところです。

吉居駿恭の家族構成は5人?両親も元陸上選手

吉居駿恭選手は、父親・母親と3兄弟からなる家庭で育ったと紹介されています。

しかも、走っていたのは兄弟だけではありません。月刊陸上競技によると、両親もトヨタ自動車で実業団ランナーだった陸上一家です。

父親・吉居誠もトヨタ自動車の元実業団ランナー

父親は吉居誠さんです。

2026年の東愛知新聞は、父・誠さんについて、かつてトヨタ自動車で実業団選手として走っていたと紹介しています。大和選手に続き、駿恭選手もトヨタ自動車へ入ったことで、父親が走ったチームに息子2人がそろうことになりました。

これは吉居兄弟を知るうえで、とても象徴的な話ではないでしょうか。

駿恭選手にとってトヨタ自動車は単なる就職先ではなく、父親が走り、兄が先に所属していたチームでもあります。本人も入部時に「憧れのチーム」で走れることへの感謝をコメントしています。

母親も元実業団ランナー

母親も元実業団の陸上選手です。

月刊陸上競技は、大和選手と駿恭選手の両親について、ともにトヨタ自動車で実業団ランナーだったと伝えています。

両親が競技経験者で、兄弟3人も陸上を経験している吉居家は、まさに陸上一家と呼べる家庭です。

ただし、両親が元選手だから3兄弟が自動的に速くなったわけではありません。小学生からクラブで走り、中学、高校、大学と段階を踏みながら練習を続けてきた積み重ねがあります。

特に駿恭選手は、大学に入ってからも兄と自分を比較しながら課題を口にすることが多く、結果だけで満足しない姿勢が目立ちます。こうした競技への向き合い方まで含めて見ると、陸上一家という言葉だけでは説明できない強さを感じます。

吉居駿恭は何者?プロフィールと学歴・経歴

吉居駿恭選手は、愛知県田原市出身の長距離ランナーです。

中央大学時代には5000mで13分22秒01、10000mで27分44秒48を記録。箱根駅伝でも複数回区間賞を獲得し、最終学年には中央大学長距離ブロックの主将を務めました。2026年4月からトヨタ自動車陸上長距離部に所属しています。

吉居駿恭の基本プロフィール

項目内容補足
名前吉居駿恭よしい・しゅんすけ
生年月日2003年4月8日日本陸連・World Athletics表記
年齢23歳2026年9月時点
出身地愛知県田原市愛知県出身
国籍日本日本代表として競技
身長168cmトヨタ公式
体重52kgトヨタ公式
血液型A型トヨタ公式
小学校田原市立大草小学校東愛知新聞
中学校田原市立東部中学校全国大会で活躍
高校仙台育英高校全国高校駅伝優勝
大学中央大学法学部2026年卒業
所属トヨタ自動車2026年4月加入
5000m13分22秒01自己ベスト
10000m27分44秒48自己ベスト
趣味F1観戦トヨタ公式
兄弟兄2人大和・大耀

生年月日は日本陸連とWorld Athleticsが2003年4月8日と記載しています。一方、2026年現在のトヨタ自動車選手ページには4月7日と掲載されており、公式情報の間に1日の表記差があります。本記事では日本陸連とWorld Athleticsで一致する4月8日を採用しています。

本名は吉居駿恭|読み方は「よしい・しゅんすけ」

名前の読み方は「よしい・しゅんすけ」です。

芸名を使用する職業ではなく、競技会や所属先でも「吉居 駿恭」「Shunsuke YOSHII」の名前で登録されています。そのため、別の本名や芸名があるという情報は確認されていません。

珍しい「駿恭」という漢字から読み方が気になる人もいると思いますが、「しゅんすけ」と読みます。

田原東部中で全国トップクラスに

中学時代から全国レベルの選手でした。

田原東部中学校3年時には全中1500mで優勝し、3000mでは2位。高校に入って突然伸びた選手ではなく、すでに中学生の頃から同世代を代表するランナーだったのです。

兄の大和選手も同じ中学校で全国大会を経験しています。

兄弟を比較したくなるところですが、駿恭選手には駿恭選手自身の中学時代からの実績があります。「吉居大和の弟」としてだけ紹介するには、少しもったいない選手です。

仙台育英で全国高校駅伝優勝

仙台育英高校では、1年生から全国高校駅伝のメンバーに入りました。

2019年大会ではアンカーを走り、優勝のゴールへ。3年時には5000m13分56秒16、10000m28分11秒96を記録し、高校長距離界のトップ選手として中央大学へ進みました。

兄と同じ学校を選んだとはいえ、そこで結果を残せるかは本人次第です。1年生で全国優勝のアンカーを任されたことからも、早い段階から高く評価されていたことが分かります。

中央大学で箱根駅伝区間賞を獲得

中央大学では、大学1年から学生三大駅伝に出場しました。

2024年の第100回箱根駅伝では7区で区間賞。さらに2025年の第101回大会では1区を走り、スタート直後から独走して1時間01分07秒で区間賞を獲得しました。兄・大和選手が区間記録を持っていた同じ1区での快走だったため、大きな注目を集めました。

兄の記録には27秒届きませんでしたが、「兄の弟」ではなく吉居駿恭というランナー自身の存在感を強く示したレースだったと思います。

大学最終年の2026年箱根駅伝では9区を担当し、1時間08分47秒で区間8位。中央大学は総合5位となり、駿恭選手は4年間の大学駅伝生活を終えました。

吉居駿恭の性格・人柄は?兄からも「競技に真面目」

吉居駿恭選手の性格について、本人の内面を決めつけることはできませんが、周囲の証言から競技への姿勢は見えてきます。

兄・大和選手は、駿恭選手について競技に真面目に取り組む選手だと評価しています。また中央大学の藤原正和監督も、兄弟に共通する部分を「真面目」としたうえで、駿恭選手のほうがよりストイックだという趣旨の評価をしていました。

一方、トヨタ自動車のプロフィールを見ると、趣味はF1観戦で、生まれ変わったら「F1ドライバー」になりたいと回答しています。競技中の厳しい表情とは違う一面が見えて面白いところです。

大学時代には結果が良かったレースでも課題を口にすることがありました。兄という比較対象が身近にいたことも、より高いレベルを求める姿勢につながったのかもしれません。

吉居駿恭の2026年現在|兄・大和とトヨタ自動車で再び同じチーム

吉居駿恭選手は2026年4月1日、トヨタ自動車陸上長距離部へ加入しました。

これによって、2024年から所属していた兄・吉居大和選手と再びチームメートになりました。中学、仙台育英、中央大学に続き、社会人でも同じ環境で競技を続けることになります。

2026年6月の日本選手権5000mでは13分59秒60で予選1組18着。実業団1年目は、東愛知新聞の取材でも「土台づくりの1年」と位置づけ、2028年ロサンゼルス五輪を見据えて5000mと10000mに取り組む考えを語っています。

2026年9月には、吉居駿恭選手が全日本実業団対抗陸上競技選手権の5000mにエントリーされました。大学卒業後はトヨタ自動車陸上長距離部の一員として、実業団の大会に活動の場を移しています。

一方、兄の吉居大和選手は2026年の愛知・名古屋アジア大会で男子10000mに出場し、5位に入りました。兄弟は現在、同じトヨタ自動車に所属していますが、それぞれの競技成績や目標にも注目が集まっています。

トヨタ自動車の公式プロフィールで、駿恭選手は「ニューイヤー駅伝で優勝すること」と「世界大会で活躍すること」を目標に掲げています。兄弟で同じユニホームを着てニューイヤー駅伝を走る日が来るのかも、今後の大きな注目点です。

吉居駿恭の兄弟・家族に関するまとめ

  • 吉居駿恭選手は3兄弟の三男で、兄が2人いる
  • 兄は長男・吉居大和選手と次男・吉居大耀さん
  • 双子なのは大和選手と大耀さんで、駿恭選手自身は双子ではない
  • 大和選手は中央大学卒業後、トヨタ自動車で活躍する長距離ランナー
  • 大耀さんは中京大学陸上競技部で長距離競技を続けていた
  • 父・吉居誠さんはトヨタ自動車で走った元実業団ランナーで、母親も元実業団選手
  • 駿恭選手は田原市立大草小、田原市立東部中、仙台育英高校、中央大学法学部を経ている
  • 仙台育英では2019年全国高校駅伝で優勝し、1年生でアンカーを務めた
  • 中央大学では2024年箱根7区、2025年箱根1区で区間賞を獲得した
  • 2026年4月からトヨタ自動車に入り、兄・大和選手と再びチームメートになった
  • 2026年現在は5000mと10000mを中心に、世界大会やニューイヤー駅伝を目標に競技を続けている

吉居駿恭選手を調べると、どうしても箱根駅伝で大きな実績を残した兄・大和選手の存在が目に入ります。しかし、中学全国優勝、高校駅伝日本一、箱根駅伝の区間賞、中央大学主将と歩んできた実績を見ると、すでに「吉居大和の弟」という枠だけで語る選手ではありません。

それでも兄弟がお互いを刺激しながら成長してきたことは、吉居駿恭選手の競技人生を知るうえで欠かせない部分です。2026年からは兄弟そろってトヨタ自動車。今度は学生駅伝ではなく、ニューイヤー駅伝や世界大会を目指す吉居兄弟の新しい競争に注目です。

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参考・出典

2026年度 新人選手紹介 | 陸上長距離部 BLOG

【陸上男子】アジア大会出場へ、いざ 吉居大和、5月10日に選考レース 弟・駿恭もロス見据え始動 – 東愛知新聞社 – 東愛知新聞

陸上長距離部|LONGDISTANCETEAM|MEMBERS|

箱根駅伝Stories/中大が誇るスピードスター・吉居駿恭「しっかりと駅伝に向き合っていく」 | 月陸Online|月刊陸上競技

箱根駅伝Stories/中大の黄金ルーキー・吉居駿恭「兄と切磋琢磨して一緒に世界を目指していきたい」 | 月陸Online|月刊陸上競技